おすすめロープマジック 前編

今回はおすすめのロープマジックをご紹介したいと思います。

といっても、何か一つのロープトリックだけをおすすめすることはしません。私の理想としては、マジシャン全員が同じマジックを演じるのではなく、もっと個性的で多様であるべきだと考えているからです。ですからむしろ網羅的なロープマジックのカテゴライズといった感じになっているかもしれません。

おすすめロープマジック①1本ロープ

文字通りロープ1本だけを使ったマジックです。主に結び目や長さの変化などが考えられます。非常に厳しい制約であるにも関わらず、使えるテクニックや構成は様々な可能性があり、奥の深い分野です。どちらかというと一発ネタではなく、ルーティーン(手順構成)で見せるタイプで、演者の個性が十二分に表れる面白いマジックだと思います。

おすすめロープマジック②2本ロープ

こちらも文字通り2本のロープを使ったマジックです。2本の場合、同じ長さのロープを使うか、長短2種類のロープを使うかで手順が異なってきます。どちらかというと長短2種類使うものの方がよく演じられている印象があります。当然ながら1本よりは自由度が高く、3本よりは自由度が低くなります。シンプルながら比較的派手な現象が起こせるため、プロ好みの構成です。

おすすめロープマジック③3本ロープ

現代ロープマジックのキングともいえるマジックです。長さの異なる3本のロープを用いて、多岐にわたる現象が起こせます。また、基本的な3本ロープを知っている人でもだますことができるような工夫も数多くあり、非常に研究のし甲斐があります。

だからこそ、全体としてだらだらとした印象を与えないこと、構成の起伏によって終わるべき部分をきちんと作ることが大切です。基本的に手順が長ければ長いほどクライマックスのハードルも上がるはずです。

おすすめロープマジック④ロープ切り

ロープ切って元に戻すマジックは、ロープトリックの中でも、もっともポピュラーなマジックといえるでしょう。切る前は1本でも切った後は2本や3本になったりするので、1~3本ロープの分類に入れることはできません。

ロープをはさみで切ったら、多分つながるのだろうなと観客は予想しますが、それでも必ず驚かれるマジックです。練習でロープをケチると上手くなりませんので、多めにロープを買っておかなくてはいけません。ランニングコストが掛かるので、その点ではプロマジシャン向けかもしれませんが、そもそもロープはある程度新しい綺麗なものを使わなければいけないので、一概にロープ切りだけが消耗するわけではありません。ロープが再利用できるマジックであっても、あまりに汚いロープを使うのは禁物です。

以上がおすすめロープマジックの前編となります。便宜上①~④の番号を振っていますが、順位や序列があるわけではありません。また、例えば「1本ロープ マジック」などとインターネットで検索してもあまりめぼしい情報はヒットしないと思われます。どちらかというと、お持ちの本やDVDを見て、「これは1本ロープに相当するマジックだな」などと整理できると思います。

後編に続きます。

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