マジックに使う指輪を考える

指輪のマジックはリング・オン・ステッキをはじめ、今も昔もよく行われています。やはり身近にあって手ごろな大きさなのと、リングという形状を生かして不思議なことがたくさんできるからだと思いますが、今回はマジックに使う指輪について考えます。

指輪を借りる

即席マジックとしてひとつ理想的なのは相手の指輪を借りることです。当然何も仕掛けなどないことが明らかで、不思議さが強まるからです。ただしデメリットも大きく、指輪を借りるのはコインを借りるのとはわけが違い、コインなら最悪相手の100円玉が無くなってしまっても自分の財布から出せばよいですが、指輪だとそうはいきません。一般的に指輪は高価なので傷付けてしまうリスクもあります。

また、指輪のサイズはもちろん、デザインもかなり色々あり、マジシャン側も様々なタイプの指輪に対応するのは大変です。フリーサイズの指輪などは径の調整のためにそもそも輪になっていないものまであります。

お客様の持っている品を使うマジックは非常にインパクトがありますが、相手の指輪を借りるときは細心の注意を払いましょう。

自分の用意した指輪を使う

マジシャンが用意した指輪を使ったからといってそこまで効果が落ちるわけではありません。相手もその方が余計なストレスなくマジックを楽しめる部分もあります。また、その場にいる誰も指輪をしていなかったら自分の指輪を使う以外ありません。

どうせ自分で用意するなら少しでも見栄えがして扱いやすい指輪が良いと思いますが、世の中にはいろいろ指輪があり過ぎて迷います。どんな指輪がよいでしょうか?

石の有無

指輪と言えば何かの宝石が付いているイメージがあります。石が付いている指輪の方が向いているマジックもありますが比較的少数で、大抵の指輪のマジックは石がついていない方がやりやすいと思います。

幅広か細身か

細身のリングの方が誰が付けても違和感が少なく、身に付けやすいものですが、あまり細いと見えにくくなり、また手で持ったときに落としやすかったりします。似合う指輪というのはその人のキャラクターやファッションにもよりますが、基本的にはやや幅広(5~10mmくらい?)の指輪が見栄えがして安定感も良く、マジックに向いていると思います。

デザイン

デザインもシンプルな方が誰でも似合いやすいのは間違いないですが、できれば彫刻や模様、ラインなどのデザインがあった方が、のっぺりとしたものよりも視認性が良くなります。とはいえ、基本的にはクロースアップなので、ある程度幅広の指輪であれば十分見えるため、あまり気にしなくてもかまいません。

また、ユニークなデザインの指輪であれば、それを見た人が「おもしろい指輪ですね」などといって興味をもち、マジックを見せるきっかけになるかもしれません。

素材

マジックに使う前提ですので、あまりに高価なのは紛失などのリスクがあって向きません。また、ピンク系の銅や黄色っぽい真鍮は、状態にもよりますが、日本人の肌の色に近く、やや視認性に劣りますので、シルバー系が良いと思います。

理想的にはシルバー925が見た目も美しくて良いですが、ステンレスやメッキでも良いと思います。金属アレルギーの方はチタンやプラスチックもあります。

サイズ

様々なマジックに対応できることを考えると、サイズは親指以外のすべての指にある程度余裕をもって入るサイズが良いと思います。少なくとも脱着に手間取らないサイズが必要です。よく、ぴったりはまりすぎて外そうとすると指が真っ赤になる人がいますが、マジック用の指輪としては論外です。

試着できればベストですが、通販の場合は自分の指の関節の周を測ってかなり慎重に選びましょう。

まとめ

マジック用の指輪を自分で用意するなら、

①石なし

②やや幅広

③シルバー系

④サイズはゆるめ

が幅広く対応できておすすめです。そこまで厳しい条件ではないので探せば見つかると思いますが、あまりにこだわりすぎて選べなくなったら、そもそも指輪のマジックは借りた指輪でもできることを思い出し、好きなデザインを選んで大丈夫です。ぜひお気に入りの指輪を手に入れ、指輪のマジックを練習しましょう!

Youtube

今週もYouTubeは相変わらずカードです。

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