AIを使ってブログを書く

昨今、進歩が目覚ましいAI(人工知能)ですが、実はこのブログもAIを使って書いていると言ったら驚くでしょうか?

このブログは実際にAIを使って書いているのです!

AIを使い始めたのはごく最近です。数年前までは私自身も、自分がAIを使ってブログを書くなんて思いもよりませんでした。

といっても、自分は何もせずに、AIにゼロから文章を書かせているわけではありません。それどころか、一言一句すべて自分の言葉で書いています。

ではどこでAIを使っているかというと、ブログを書いた後の添削です。

このブログはワードプレスを使って書いているのですが、最近AIアシスタントという機能が搭載されました。その中でも私が使っているのはAIフィードバックという機能です。

ブログを書いたことのある方なら誰もが、「投稿前に誰か知り合いに読んでもらって感想を聞いておきたい」と思ったことがあるでしょう。

もちろん、それができる場合もあると思いますが、毎回毎回誰かに読んでもらうのはなかなか難しいものです。

しかし、AIを使うことによってそれが24時間いつでも可能となるのです。

ブログを一通り書き終えた後に、「フィードバックを引き出す」というボタンを押すと、自分がたった今書いた記事に対して数行~数十行のフィードバック(アドバイス)がもらえるのです。

しかもそれが結構、的を射ていて、例えば、「もっと具体例を書きましょう」とか、「写真や図、表などがあるとわかりやすくなるでしょう」とか、「感情を表現することで共感されやすくなります」とか、非常に具体的かつ建設的で、「なるほど」となるような指摘がもらえるのです。

それも、ただただ辛辣な指摘をするだけでなく、たいていフィードバックの冒頭に「この記事はとても面白く○○を紹介していて、とても興味深いです」などのように少し褒めてもくれるのです。

AIなりのお世辞なのかもしれませんが、皆さんもどこかで聞いたことがあるように、他人に欠点を指摘するときは褒めるところから入った方がよく、まずは「今のままで十分素晴らしい」と認めたうえで、「こうするともっと良くなりますよ」とアドバイスするのが効果的なのです。

なんとAIにはそれができているのです。「AIには人間の温もりがない」などと言う前に、もし、つい他人に否定的な言葉を言いがちな方はAIを見習って、もっと優しい人間になれるよう努力した方が良いでしょう。もちろん私も含めて。

さて、フィードバックをもらった後、それに従ってすべて修正するかどうかは、自分自身の判断となります。AIのアドバイスといえど絶対ではなく、自分のブログなのですから、私の好みや価値観、「ここはあえてこう書きたい」という気持ちがあれば、当然それを優先してよいのです。

AIをこのように利用することで、ブログの内容や文章がAIに乗っ取られることなく、あくまで自分自身の表現物の範疇において、AIによる品質向上が期待できるのではないかと思います。

昨今、学校の課題などをAIに書かせて提出するのが問題となっていますが、自分が楽をするためにAIを使うのではなく、かといってAIを全否定するのでもなく、より自分を成長させ、社会により良いものを提供するためにAIを利用していくべきなのだと思います。

さて、この記事でAIを使って修正した部分はどこでしょうか?

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