このテーマでは一応最後となりました。マジッククラブの特徴をまとめます。ただしクラブによって千差万別ですので、この記事に当てはまらないクラブもたくさんあると思います。
※アマチュアマジッククラブには主に大学のクラブと一般のクラブがあります。この記事では一般のマジッククラブを扱います。現在大学生の方のみ、大学のクラブが選択肢に入ります。
ステージが中心
一般のクラブはステージマジックが中心のところが多いです。特に発表会の存在が大きく、舞台での発表会に向けて練習するというイメージがあります。音楽を流して、しゃべらずに演じるステージが典型的です。
費用は若干安上がり?
クラブの会費は、マジック教室より少し安い場合が多いと思います。マジックを教え合ったり、ベテランの方が指導したり、といった雰囲気です。ただし、発表会の費用として、別途参加費が発生することもありますので、よくご確認ください。
仲間づくり
最も大きな特徴は会員同士の関係が密である点で、教室の場合、講座が終われば即解散というドライ(笑)な関係であるのに対して、マジッククラブは例会の後に食事に行ったり、大人であれば飲みに行ったりといったシーンをよく見かけます。そのような点が性に合っている方は、マジッククラブに向いていると思います。
高齢化が悩み?
そもそも地域の趣味のクラブはお年寄りが多いものですが、マジッククラブも同様です。どこのクラブも若い新規会員の方は大歓迎だと思いますが、逆に若い方からすると、同世代の会員がいないのは寂しい気もするでしょう。
まとめ
最後に、マジックを始めるうえでの独学、教室、クラブの三者をまとめます。
まずは最も手軽に、独学で始めるのが良いのではないでしょうか?実際にプロやアマチュアの多くは独学から入っていると思います。
独学で何かすっきりと解決しない問題が起きたとき、指導を受けるのがよいと思います。純粋にマジックの上達を目的とするなら教室、交流などを楽しみたければクラブに参加するのがよいと思います。
注意点としては、仮に独学でかなり上達したという自負があったとしても、あくまで謙虚な姿勢で、新しいコミュニティに入っていくことです。井の中の蛙ということもありますし、他人の優れているところを見つけ出して、それを吸収する力が大事です。
さて、ようやく概論が終わり、次回はいよいよ具体的な内容、マジックに使うトランプ選びの記事を書こうと思います。今回もお読みいただき、ありがとうございました。