無印良品で気になった商品紹介

私は以前から無印良品が好きで、よく店舗に行きますし、実際に愛用しているものもあります。

今回はマジック的な視点で気になった商品を紹介してみます。

ただし、どちらかというと応用的な中級者以上向けの内容です。

また、私自身が買っていないどころか、ただのアイディア段階のものもありますが、ご了承ください。

初心者の方はむしろ基本に忠実に、王道的な本やDVD、基本用具をそろえた方が良いと思います。

1.折りたためるスマホスタンド

こちらは折りたたむと薄いカード状になるスマホスタンドです。

普通にスマホスタンドとして使っても便利そうですが、当然デックやカード、封筒なども立てられますので、クロースアップマジックをパーラー風に演じるときなどに使えそうだと思いました。

個人的な欲を言えば、横幅が4~5倍くらいあればさらに演技の幅が広がりそうだと思いましたが、そんなものを欲しがるのはマジシャンだけですので、決して発売されることはないでしょう。

2.強化ガラス ボデガS強化ガラス ステムグラスL

ボデガは背の低いタンブラー型、ステムグラスは脚付きのお洒落なグラスです。

どちらもカードスタンドにぴったりで、ポーカーサイズのカードやデック、カードケースも立てられます。

実は私も既に何度か使っていて、ガラス製なので持ち運びには気を使いますが、強化ガラスなので意外と丈夫そうです。

前述のスマホスタンドの方が、コンパクトで安全性には優れますが、見た目はグラスの方が美しいと思います。

3.さっと開いて一覧できるカードファイル

こちらはポストカードが12枚収納でき、しかも表紙と裏表紙を引っ張るとパッと広げることができる面白い商品です。

マジックの世界では「パックスモール、プレイビッグ」という言葉がありますが、まさに小さくたためて大きく広げることができるので、比較的遠くからも見やすそうです。

さて、これでどんなマジックをするかですが、12枚のポストカードを使うということで、考えてみましょう。

12枚のポストカードを広げてお客様に1枚選んでいただきます。そしてポストカードの裏を見ると、選んだカードにだけ印が付いている、というマジックはどうでしょう。

どうやってこれを実現するか、いくつかの解決策を思いつきましたが、皆さんもぜひ自分なりの方法を考えてみてください。マジックにはこんな楽しみ方もあるのです。

4.汚れが落ちやすいカーゴパンツ

カーゴパンツは通常、側面に大きなフラップ付きポケットが付いています。

ところがこのカーゴパンツのポケットには、フラップがないのです。

実際、日常生活ではバク転でもしないかぎり物は落ちないので、フラップがなくても問題ないことが多いと思います。

これはマジシャンから見ても面白い服だと思いました。

昔からマジシャンは衣装を特別に仕立てて、サーバントをつけたり、トピットをつけたりしてきましたが、このカーゴパンツは既製でそれらの代わりになる可能性があります。

そうでなくてもいろいろな道具を収納できて便利そうです。

しかし、カーゴパンツはカジュアルすぎてマジックの衣装には使いづらいのが欠点です。

5.抗菌防臭 和晒し ハンカチ

最後に紹介するのはいたって普通のハンカチです。

しかし、最近では普通のハンカチを持っている人が減っていると感じます。

多くの人が大判の布ハンカチではなく、小判のタオルハンカチを使っているのです。

私自身は断然、布ハンカチ派で、布ハンカチの方が便利だと考えています。

例えば、薄いので乾くのが速い、ポケットの中でかさばらない、タオルハンカチと比べて使える面が多い、大判なので風呂敷のように何かを包んだりできるなどです。

とはいえ、実用品としてどちらが良いかを競うつもりはありませんので、好きな方を使えばよいと思います。

しかし、マジックの小道具として考えるなら、圧倒的に布ハンカチが優勢です。

布ハンカチ1枚で様々なマジックができるだけでなく、補助的な利用も考えると非常に多くの使い方があります。

そのような意味では布ハンカチであれば何でもよいのですが、無印良品には無地の白と紺があり、値段もとても安いです。

特に真っ白な綿のハンカチは良い意味でマジックらしさがありますし、遠くから見てもよく目立って美しいです。

また、透けにくいハンカチが必要な場合は紺色が良いと思います。

以上、5つほど紹介しましたが、どれもおすすめ、というわけではなく、あくまで使う人のアイディア次第、用途次第です。しかし、このような品物からインスピレーションが湧くこともあるかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

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