発表会振り返り

先日の発表会の振り返り、将棋でいうところの感想戦をやっていこうと思います。

良かったところ

前回(昨年)と比べて明確に改善できたのは演技する位置です。

この発表会は他のダンスなどの発表と同日に行われるため、演技スペースがかなり広くとられています。具体的には、10人は踊れそうなステージに加え、ステージの前に平場でさらに広く演技スペースが取られています。

前回はステージで演技してもらったため、客席との間に空間がかなり空いてしまい、盛り上がりづらくなっていました。

そこで今回はステージを使わず、客席に近い平場の方で演技してもらいました。その結果、やはり演技が伝わりやすく、観ている人により楽しんでいただけたのではないかと思っています。

また、衣装についてはあまり細かく指定しなかったものの、受講者の皆様がそれぞれ似合った素敵な衣装を用意してくださっていたので、これも良かった点です。

マジックの衣装は基本的に迷ったらフォーマルにすれば良いという公式は成り立つと思っています。海外の有名なマジシャンの衣装もフォーマルでスタンダードなものが多く、ファッションとして奇妙奇天烈な衣装は意外と少ない印象です。

肝心のマジックですが、皆とても落ち着いて楽しく演じており、出来栄えが良かったと思います。前回と今回は一人当たり2~3分の演技時間でしたが、慣れてきた方は次回5分くらい演じても良いかもしれません。

反省点

これは私の個人的な反省なのですが、輪ゴムのマジックはやはり後ろの方の人に見えにくかったようです。

もちろん、私自身も輪ゴムのマジックに適さない環境だということはわかっていたのですが、受講者の方がステージ・パーラー系のマジックを演じるので、私の方は講座紹介も兼ねて、クロースアップ作品をいくつか演じたのです。実際、講座ではステージ作品とクロースアップ作品両方扱いますし、それをアピールする狙いです。

終わってから思いついたのは輪ゴムの代わりにヘアゴムを使う方法です。たしかに輪ゴムの方が扱いやすく、より多くのマジックができますが、ヘアゴムでできる作品も多く、だいぶ視認性が上がるのではないかと思います。

輪ゴムとヘアゴムではこれくらいの存在感の差がある
スポンジボールはクロースアップマジックだが比較的視認性が高い。実際、一般的な四つ玉よりも一回り大きい

また、環境的に仕方のない点ではありますが、ショッピングモール内なので、周囲にいろいろな店舗があり、2階も吹き抜けです。

今回は客席の近くで演じたので前回よりは改善されたとはいえ、やはり演者のエネルギーが空間に逃げやすく、観客の気も散りやすい場です。

小劇場のように演者のエネルギーで空間を満たし、観客同士の感情が共鳴するような場を作り出すのが理想ではあるのですが、このような場所ではそれが難しいのです。

今回、お客様を舞台に上げて手伝ってもらう演目は比較的しっくりきました。おそらく演者と観客との一体感が生まれ、気の散りやすい場でも集中してもらいやすいのが理由かもしれません。そのような演目を積極的に入れるのも一案でしょう。

来年も上手くいけばこの発表会に参加できると思いますので、私も受講者の皆様も楽しみにしています。

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