道具の保管・管理で気を付けること3選

最近、私は季節外れの大掃除(大整理)をしていました。その中で気付いた、道具の管理や保管の注意点をご紹介してみます。

1.輪ゴムやテープ類は使わない

輪ゴムやテープ類はつくづく長期保存に向かないと実感します。

輪ゴムは劣化や夏の暑さでべたべたになり、周囲のものまで犠牲にしてしまうことがあります。ちょっとしたものを輪ゴムでまとめておく、というのはできるだけ避けた方が良いと思います。代替案として、手頃な封筒に入れておくのは比較的安全です。

セロハンテープやガムテープもできるだけ使わない方がよいでしょう。私は自分が使う道具や、補助的に使うものに関しても粘着テープの類は使わないようにしています。接着剤を使う、糸で縫い付けるなど、劣化しにくい方法がおすすめです。

私の中でギリギリセーフなのは両面テープです。テープそのものが劣化しても表面に見えないので、見栄えが悪くなりませんし、劣化したテープが周囲のものを汚すこともほとんどないからです。

2.日光に気を付ける

あらゆるものは日光の紫外線で劣化していきますが、特にお客様の目に触れるものに関しては紫外線に気を付けて保管しなくてはいけません。窓際に置いておくのはもちろん、裸で出しておくだけでも多かれ少なかれ色が褪せてしまいます。

練習中のもの以外はしっかりと収納しておいた方が長持ちすると思います。

3.捨てるときは捨てる

マジックの道具は捨てない限り無限に増え続けてしまいます。私の中で道具を捨てる基準は、「お客様の前にお出しできるものかどうか」です。汚れたり、ボロボロになって、お客様の前に出すのがみっともないという状態ならば、捨てても後悔はしないと思います。

ただし、マジックの場合は道具が失われると同時に知識やアイディアも失われるという部分があります。だから私の場合は道具は捨てても説明書だけは取っておくことが多いです。

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例えば上のリンクにあるようなファイルに説明書をすべてまとめておけば知識やアイディアが失われることはありません。説明書がないものはノートに手書きで道具の形状やアイディアをメモしておくこともあります。

番外編 私が断捨離できないもの

私が今までほぼ断捨離してこなかったのはマジックの本とDVDです。どの本に何が書かれていたかは頭に入っているので、詳細を調べたいときに本を見返します。どんな本も各マジシャンの知恵と工夫が詰まっており、捨ててしまったらアイディアも失われます。おそらくこれらは生涯持ち続けるのではないかと思います。

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