スティックのりのコツ

ほとんどの方が知らないと思われる、スティックのりを使うときのコツです。マジシャンのみならず、事務作業や手芸工作をするすべての人に役立つ情報です。

マジックをやっていると、多少なりとも道具を手作りしたり、補修したりするものです。通常の紙の接着なら下のようなスティックのりが便利です。水分が少ないので、紙が波打ったりせず、乾燥も早いのです。

ところが、こんなに便利な道具であるにも関わらず、ほとんどの人が上手くない使い方をしており、それは主に次の2点です。

  • のりを出し過ぎている
  • 使用後にのりを引っ込めている

まずはのりの出し過ぎについてですが、製品の側面にも使用方法が書いてあり、「1~2mm位のりを出して…」とあるように、のりの出し加減は1~2mmで十分で、最も速くきれいに接着できます。それ以上出すと、紙にのりが固まってついたり、ムラができたりしてしまいます。のりの付け過ぎは汚くなりやすく、乾燥も遅くなります。また、さらに出し過ぎるとのりが戻らなくなってしまうこともあります。

もう1点は「使用後にのりを引っ込める必要はない」ということです。これは使用方法としては書いていないのですが、スティックのりのキャップは下の写真のように十分な高さがあり、説明文通りに1~2mmしかのりを出していない場合はのりを引っ込めずにキャップをすることができます。

のりを引っ込める手間が省けるだけでなく、のりを引っ込めすぎると形が崩れてしまって、次に使うときに汚くなってしまいます。

まとめ

  • のりは1~2mm出す
  • 使用後にのりを引っ込めない

この2点を守るだけで、大幅に作業効率があがり、仕上がりも美しくなります。たかがスティックのりと思わず、ぜひお試しください!

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