月刊バイシクル創刊!?

皆さんはトランプをどのくらいの頻度で替えているでしょうか?当然ながらたくさん練習したり、実演を多くこなすほどカードの傷みも早くなります。しかし、どうしてももったいないという気持ちから、傷んだカードを使い続けてしまう人が多いようです。

私自身も最初はカードの早い買い替えをもったいないと思っていました。その理由はおそらく、普通の人にとってトランプというもの自体が、何年も使うのが当たり前のものだからだと思います。また、一般的にものを長く使うことが良いことだという価値観もあります。特に、資源の無駄遣いは環境に悪いとも言われ、カードの買い替えには良心の呵責すらあることでしょう。そこで、少し発想を変えてみましょう。

月刊バイシクル

皆さんは毎月買っている雑誌があるでしょうか?1つや2つ雑誌を読む人は普通にいますし、それどころか週刊誌なら月に4冊買っていることになります。それは別に悪いことをしているわけではありませんね。しかし、それらは基本的にはすぐに捨てられてしまう運命です。資源ごみとしてリサイクルされるといっても、その効率は100パーセントではありませんから、無駄になる部分も相当あるはずです。

しかし、プラスチックや金属なら大問題かもしれませんが、紙資源の場合はそれほど環境に大ダメージがあるわけではないのだと思います。そうでなければこんなに多くの本や雑誌、新聞が出版され続けないはずですからね。

そこでトランプの話になるのですが、バイシクルのような紙製のトランプを使った場合、紙資源はおそらく、2組で文庫本1冊、9組でようやくA4の雑誌(厚さにもよりますが)程度です。これは少なくとも一般市民が環境を心配するレベルではなさそうですね。 また、マジックに使えなくなったトランプでも、家庭用ゲームとしては十分機能しますから、誰か欲しがる人にあげてしまってもかまいません。

そこで私が提案したいのは、毎月雑誌を買っているつもりで、バイシクルをひとつ買ってみることです。値段的にも雑誌と同じくらいですね。もちろん練習頻度によっては隔月刊などにしても良いのですが、できればもう少し頑張って練習したいところです。

初心者の方の中には、「リフルシャッフルやファローシャッフル(その他さまざまなテクニックについて)はカードが傷みそう」という人もいるのですが、それを気にしていては上手くなれません。もちろん最初はカードが傷みますが、上手くなれば傷めずにできるようになっていきます。バイシクルを月刊方式にしてしまえば心置きなく練習できそうではありませんか?

さて、めでたく月刊バイシクルの購読を決意された方には、お得な定期購読がおすすめです。

すなわち1ダース(12組)で購入すると割安で、ちょうど1年分ということになります。

次回は「カードマジックおすすめ技法 初級編」をご紹介したいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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