初心者・中級者・上級者の基準は?

今回はマジックの初心者・中級者・上級者の私が思う基準について書いてみようと思います。

私が好きな将棋の場合、ルールを覚えたばかりの人が初心者、3~5級くらいの人が中級者、1~2級は上級者、初段以上は有段者、というなんとなくの認識が共有されている気がします。

しかしマジックの中級、上級などを決める統一された基準は存在せず、非常にあいまいです。

それどころか、日本人は良くも悪くも非常に謙虚な方が多いため、かなり上手いのに初心者を自称してしまう傾向があります。

自分で自分のことを上級者と称することで馬鹿にされるのが恥ずかしいという面もあるでしょう。

ただし、個人的には、あまり上手い人が初心者と言ってしまうのは、本当の初心者の人が可哀そうだという思いもあります。

私が思う初心者

私が思うマジック初心者とは、毎回毎回種がばれてしまう人です。

初心者の方はマジックを見せる相手も家族や友人知人が多いので、遠慮なく種を指摘されてしまうことも多いでしょう。

もちろん、マジックは種がばれないことが全てではありませんが、まずはマジックとしての成立を目指すのが先決です。

自分が初心者に属すると思う人にとって、一番大切なのは演じるマジックの選び方です。

難しいマジックをつっかえつっかえ演じるよりも、簡単なマジックを完璧に演じる方が価値があります。

私が思う中級者

1つ以上のマジックを最初から最後まで不思議に(種がばれずに)演じられるようになったら中級者だと私は思います。

これは実は意外にハードルが高く、最初に道具を取り出すところから、最後に道具を片づけるところまで意識できれば、十分に中級者だと思います。

また、中級者になると周囲からの見方も変わってきます。

初心者のときは見るからに余裕がなく、観客もなんとなく「多分ばればれのマジックをやるんだろうな」と思って見ています。

ところが中級者になると「この人はマジックが上手いから、多分種は考えてもわからないだろうな」という見られ方になります。

この差が大きく、成功率に大きく影響します。

(逆にいえば学生の場合、授業を受けるときに「この授業はそんなに難しくないから、しっかりやればわかるはずだ」という気持ちで臨むのが大切です。)

私が思う上級者

複数のマジックをある程度の余裕をもって演じることができ、なおかつ演目によっては適切な演出を加えることができるのが、私が思う上級者です。

そう、実は長年マジックをやっている方は私から見ても十分上級者だなと思う方がたくさんいます。

たしかに上を見ればきりがなく、プロやアマチュアでも上手い人は途方もなく上手いので、「自分はまだまだだ」という思いに捉われがちですが、自信をもってマジックを演じていってほしいと思います。

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