今年の奇術の日

毎年12月3日はワン、ツー、スリーで奇術の日というのをご存知でしょうか?日本奇術協会でマジックショーやマジック教室をしてくれる方、また、マジックショーやマジック教室をやってほしい団体を募集しています。

今年は12月1日(火)~6日(日)まで開催で、募集期間は10月1日(木)~11月17日(火)です。詳しくは以下のページをご覧ください。

『ワン・ツー・スリー奇術の日』マジシャン無料巡回公演のご案内

プロアマ問わず出演可能で、多少腕に自信がなくても複数名で出演することも多いので大丈夫です。

昨今はコロナの影響で、アマチュアの方もマジックを演じる機会がなくて寂しい方も多いと思いますので、ぜひご参加いただければと思います。ただし、応募したからといって必ず出演できるわけではなく、場所や日時の都合で出演できないこともあります。できるだけ出演可能日を増やし、出演可能時間帯を長くして応募すると、採用の確率が上がります。

さて、仮に無事出演できることが決定したとして、ショーおよび教室に出演する際の内容やコツ、注意点などを私なりに書いてみます。

ボランティアマジックショーのコツ

奇術の日関連の公演は基本的にはパーラーが多いです。パーラーとはサロンとも言い、ステージマジックとクロースアップの中間の規模のショー形式です。具体的にはお客さんが10~100名くらい、会議室くらいの会場で、マイクは使った方が良いけど無くてもギリギリいけるくらいの感じです。

今年は移動中はもちろん、ショーの間もマスクなどの着用を求められる可能性がありますので、忘れずに持っていきたいところです。また、通常なら客上げと呼ばれるようなお客様をステージに上げるようなマジックも喜ばれるのですが、今回はやらない方が無難かもしれません。また、道具の改めで、道具をお客様に渡して調べてもらうのも注意した方がよいと思います。

そこで、今は見ているだけで十分不思議さや面白さが伝わるマジックが重宝されます。例えば、カード1枚選んでもらうにしても、手に取ってもらうのではなく、ストップをかける方式にするなど、工夫できます。

また、複数名で出演の場合、予め演目の重複を避けるために調整をすることが多いのですが、ひとりであまり多くの演目を欲張らずに、譲り合いで調整しましょう。そんなときにやはりレパートリーは多いに越したことはありません。

マジック教室のコツ

まず一つ目の関門は教材です。できるだけ安くて大人数にも配れるものにします。定番なのは輪ゴム、割り箸、ストロー、紙コップなどです。これらを使ったマジックは調べればかなりあると思います。また、このような素材だと比較的衛生面もクリアしやすいです。

次に難易度ですが、とにかくできるだけ下げます。技法らしい技法はなくて良いので、とにかく簡単にします。なぜなら普通の人にとってマジックを誰かに演じること自体が相当な負担だからです。

まず第一声は何と言ったらよいかとか、手が震える、声が震えるなど、一杯いっぱいなのです。その上で適切な説明をしながらタイミングよくマジックをこなすだけで十分に大変なことですから、マジック自体はできるだけ簡単にし、むしろプレゼンテーションに重きを置いてもらうようにすると良いと思います。

プレゼンテーションと言ってもそんなに大げさなものではありません。初心者はとかく最初に手続きから現象まで全て説明してから、マジックを始めると無言になったりするものですから、手と口を同時進行させる指導をするだけでもかなり大きいです。

さあ、コロナ後、最初の奇術の日で、まだまだどうなるかわからないところもありますが、前向きに取り組んでいきましょう。

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