今回はライブ準備等で多忙のため、ちょっと短めの記事です。
いよいよ私のライブも来週の土曜日となりました。小道具、台本、進行表とそろえていくと、やはり演劇に似ているなと思います。ロベール・ウーダンが言ったとされる、「マジシャンとは、マジシャンの役を演じる俳優である」という言葉がありますが、その通りだと思います。
今回、2回公演となったのは私にとって嬉しい誤算でした。私は以前より、「キャパ100名で1回公演をするなら、50名で2回公演したい」と考えていました。それだけ、マジシャンやパフォーマーにとって、同じ内容を繰り返し上演することに意味があると思っているのです。
複数回上演することで、貴重な経験値が頭と身体に蓄積されます。また、1回公演となると、ついついその1回だけを凌げば良いという考えに陥りがちです。複数回の上演に耐えられる内容にするべきなのです。
いずれにしても、私にとっては久しぶりの公演です。マジックを演じたり、教えたりする機会はたくさんありますが、自らの責任でチケットを売って公演する機会はなかなかありません。今回は特にコロナもあって期間が空いてしまいました。
とても貴重な経験をさせていただいていると同時に、緊張感やプレッシャーも味わっています。でも、もしそれが嫌なら、マジシャンにはなっていませんし、今までも打ち克ってきました。私はそれが嫌いでないのです。
「マジシャンとは、マジシャンの役を演じる俳優である」
↑これは、ロベール・ウーダンの言葉ではないでしょうか?
S様
仰る通り、ロベール・ウーダンでしたね。初歩的なミスで、せめて確認しておけば良かったです。訂正しておきます。
ところで、Sさんはすぐに間違いに気づいてコメントを下さるあたり、かなりマジックに熱心な方だとお見受けします。いつかお会いしてマジックの話でもしてみたいと思っております。
コメントありがとうございました。