初心者向けマジックテーブル解説

今年も12月3日、奇術の日が近づいてきました。私は今年は参加しないのですが、全国のプロ、アマチュアマジシャンによる無料巡回公演も行われます。内容は基本的にステージやパーラーになりますが、そんなときに必須のテーブルについて解説します。

マジシャンがステージで使う小さめで少し背の高いテーブルを俗にマジックテーブルといいます。もしコンテストなどに挑戦する場合、手順と同時にゼロベースでテーブルを考える必要があります。例えば、そもそもテーブルを使うか否か、使うとしたらどんなデザインが合っているか、などです。

しかし、ほとんどの方はコンテストに出る予定などなく、ボランティアや依頼などでマジックを演じる場合が多いと思います。その場合、テーブル無しで一定時間マジックをするのは至難の業です。普通はなんらかのテーブルを使った方が圧倒的に演じやすく、見る側も見やすいと思います。

①会場で借りる

まず、最も手軽なのは会場で借りてしまう方法です。たいていの会場で長机ひとつくらいなら借りられるものです。当然ながら丈夫で、少なくともマジック用のテーブルよりよほど安定感がありますので、これも選択肢のひとつです。

②マジックテーブルを持参する(三脚タイプがおすすめ)

荷物は増えてしまいますが、マジックテーブルを持参する方法もあります。もちろんこの方が色々な意味で確実です。

マジックテーブルは家具屋さんなどで探すのは不可能に近いので、通常はマジックショップで買うことになります。ショップにもよりますが、相当種類があり、値段も数千円から数万円まであって、最初は買うのはかなり勇気が要るんじゃないかと思います。

そんな中で私のおすすめは三脚タイプのマジックテーブルです。三脚タイプは小さくたためることと、最低限の安定感が確保されること、そして高さ調節できることなどが魅力です。

特に重要なのは高さ調節で、マジックは立って演じることが多いため、マジシャンの身長や、演目によって適正な高さが変わります。また、靴を履くかどうかなどによっても2~3cm変わります。

そんなわけで自分の必要なテーブルの高さがしっかり定まっていないかぎりは三脚タイプが使いやすいのではないかと思います。

一方、三脚タイプのテーブルでは、安っぽくてあまり高級感がない、という意見もないわけではありません。しかし個人的には、それこそコンテストに出るわけでもなければ、全然問題ないと考えています。その理由もご説明します。

例えば、マジシャンや司会者が使うマイクスタンドは、通常、三脚のことが多いですが、これに対して安っぽいと思ったことは今まであるでしょうか?普通の人はないと思います。

また、人気のロックバンドのドラムセットも、複数の三脚が使われていますが、これも安っぽいと思ったことはあるでしょうか?ないと思います。

つまり、何が言いたいかというと、三脚のマジックテーブルが安っぽいなどというのは、マジシャンの自意識過剰なのでは?ということです。そもそも本当に高級感のあるステージというのは、S席12,000円くらいの公演です。無理に高級感を出す必要はありません。

ただし、逆に言うと、三脚のテーブルに過度な装飾のあるテーブルクロスをかけてしまうと、ちぐはぐな印象になってしまう、ということはあると思います。木製の家具と違ってあくまで簡易的なテーブルなので、クロスを掛けるにしても派手過ぎないものが良いと思います。

ちなみに三脚タイプのマジックテーブルは音楽用の譜面台を改造して自作することもできます。手間と材料費を考えるとコストパフォーマンスはそれほどよくありませんが、DIYが好きな方なら楽しめると思いますので、挑戦してみても良いかもしれません。

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