用語解説①

書きたいことがたくさんあって迷ってしまうのですが、まずは基本用語を解説することにしました。

マジックはその規模によって、クロースアップマジックパーラーマジックステージマジックに分類されます。

クロースアップマジック

最も小さいマジックがクロースアップで、主に数人に見せるくらいのものをそう呼びます。日本では一般の方により分かりやすくするために、テーブルマジックという言葉が使われることもあります。

なんといってもカード(トランプ)が大活躍する分野で、おそらくクロースアップ全体の半分以上がカードマジックといってもよいのではないでしょうか。

パーラーマジック

クロースアップとステージの中間の規模となるのが、パーラーです。日本ではサロンマジックと呼ばれることもあります。

イメージとしては、学校の教室くらいの広さで、数十人くらいの人に見せるマジックです。意外と需要のある分野で、プロアマ問わずいかにもよくありそうなシチュエーションです。

カードマジックもできますが、その占める割合はクロースアップよりは小さくなり、比較的バラエティに富んだ素材が使われます。

ステージマジック

最も大きいのがステージマジックで、イメージとしては学校の体育館の舞台で演じるような規模のものです。お客様の人数も百人以上といったところです。

しかし、実際のところパーラーとの区別は非常にあいまいで、はっきりとした境界はありません。演目も、ステージとパーラーで共通のものが多くあります。ただし、人が宙に浮いたり、助手を半分に切ったりといったイリュージョンマジックは、間違いなくステージマジックでしょう。

イリュージョンは大変豪華ですが、当然費用も掛かります。私はイリュージョンをしないのですが、もしイリュージョニスト(イリュージョンを得意とするマジシャン)にマジックを依頼する場合は相応の出演料がかかりますので、十分な予算を用意しましょう(笑)。

余談

実は私は昔からひねくれ者のせいか、ステージマジシャンの演じるクロースアップと、クロースアップマジシャンが演じるステージがたまらなく好きです。

ステージマジシャンが演じるクロースアップは、扱うものが小さいにもかかわらず、演技のスケールが大きく、見ていて楽しいと感じます。テクニック以前に雰囲気がどっしりと構えていて、なんとなく懐が深い感じがするのです。

クロースアップマジシャンの演じるステージの魅力はなんといっても緻密さです。本来得意分野ではないステージで演じるために創意工夫し、技法や構成にはクロースアップマジシャンならではの緻密さを発揮したマジックには、惚れ惚れとします。

 

いかがだったでしょうか。以上が用語解説第1回目となります。用語解説は今後もときどきやっていくつもりですが、次回は「これからマジックを始めるためには?」といった内容の記事にする予定です。ぜひまたご一読ください。

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