今年も霞が関見学デーに出演させていただきましたので、演目や感想を簡単に書いておこうと思います。
本来なら事前にお知らせと宣伝を兼ねて記事を書くべきでしたが、今年も入場制限があり、気付いたときには予約が埋まってしまっていたため、事後報告のみとなってしまいました。
今年も私の担当時間帯は客寄せを兼ねていくつかマジックをお見せした後、簡単な講習を行いました。以下、簡単な演目紹介です。
①3本ロープ
最初はまだお客様が集まっていないため、少人数相手にゆるやかに始めます。私自身も失敗する危険がなく、落ち着いて演じられるので最初の演目にしました。
②コイン手順
コインは少し冒険をして、初めて演じるコインとリボンを試してみました。小さな作品ですが奥が深く、まだまだ改善の余地がありそうです。
他にも回によっていくつかのコイン手順を演じましたが、やはり今回も改めて実感したのは、より実践的なのはワンダラーよりハーフダラーだということです。
どうしても好きだからワンダラーを使いたい、という人を否定はしませんが、私はステージを除きハーフダラーを推したいです。
③カード手順
カードも回によってエースの手順やカード当ての類など様々演じましたが、共通して気をつけたのはお客様との直接的なやり取りのない手順にしたことです。
どこまで感染対策を気にするか、というのは微妙な問題ですが、一応口頭のやり取りのみにしました。
そんな中で今回何度か演じたのはオールバックです。オールバックは以前から取り組んでいたのですが、これまた奥が深い作品で、ようやく掴めてきました。
オールバックは観客の参加なしでマジシャンのしゃべりだけで見せられるのが大きな特徴ですが、それだけに不思議さ、面白さをちゃんと伝えるのが難しいマジックです。やはり実践を重ねることで徐々にポイントが掴めてきます。
④カップ&ボール
やはり最初と最後は安定して、しかも驚きの大きい作品を演じなくてはいけません。そこで最後はカップ&ボールにしました。
カップ&ボールは私にとって慣れており、安心して締められるマジックです。しかし逆にいうとこのような作品をもっと増やしていかなくては、とも思っています。
⑤ワークショップ
ここまでくるとほぼ満席となっており、満を持してワークショップ(マジック体験)が始まります。今年も数パターン用意してはいましたが、やはり少しでも多くの方に見ていただくためには、毎回入れ替え制が理想かなとも思いました。
今回の経験も糧により一層精進していきたいと思います。参加して下さった方、関係者の皆様ありがとうございました。