「ブルース・バーンスタイン メンタルマジック」書評+こども霞が関見学デー動画

数少ないメンタルマジックの専門書の中でも比較的最近発売された「ブルース・バーンスタイン メンタルマジック」を読みましたのでその紹介と、今年の8月に開催されたこども霞が関見学デーの動画の紹介です。

ブルース・バーンスタイン メンタルマジック

皆さんはこの本は既にお読みになったでしょうか?なんとなく読んでいない方が多いのではないかと思います。2017年発行なのでまだ新しい本ですが、私も当初少し立ち読みをしたくらいでした。

この本の印象としてはマジックの本の中ではイラストが少なく、非常に文章が多く感じます。また、そもそもメンタルマジック人口(?)自体が少ないので本屋に並んでいてもちょっと敬遠されがちなのではないかと思います。

実際内容は結構難しく、この本の序文に「全て演技できるか、いずれできるようになるものばかり」と書いてありますが、私はなかなか自信を持てない作品も多いです。読んですぐにレパートリーが増える本ではないと思います。

しかし、逆にいえば、読めば読むほどメンタルマジックの面白さが感じられる本でもあります。

例えば、この本の最後に収録されている「時間の問題」というメンタルマジックがあります。そしてこの作品についてはなんと13ものやり方のバリエーションが紹介されているのです。たしかに同じマジックでも複数のやり方があるのはよくあることですが、ひとつのマジックに対してこれほど多くの方法を紹介した本は珍しいのではないでしょうか。

普通なら著者が一番良いと思う方法ひとつだけを紹介すれば事足りますが、この13のバリエーションは演じる環境や、演者の好みや特性によって長所短所があるので、一概にどれが良いとは言えません。また、それぞれの方法論を比べることで読者に、より良いメンタルマジックとは何か、考えさせる効果もあります。

それどころかほとんどのマジシャンは14番目のバリエーションを考えたくなるものです。このような創作意欲を沸かせるのも本書の大きな特徴です。メンタルマジックは無限に工夫のし甲斐のあるところが魅力だと思います。

手っ取り早い本ではありませんが、メンタルマジックが好きなら長く楽しめる本だと思いますので、読みたい方は絶版になる前に手に入れることをおすすめします。

こども霞が関見学デーYouTube動画

今年のこども霞が関見学デーにて日本奇術協会のブースを出させていただいて、そこに出演したときの映像が、文部科学省のYouTubeチャンネルにて投稿されました。社会教育士応援大使の村井美樹さんがリポートをしてくださいました。私は丁度ロープの入れ替わりのレクチャー中です。

日本奇術協会のブースは6:13~

こども達は大変楽しそうに取り組んでくれてありがたい限りですが、やはり動画で客観的に見るとマスクは表情が伝わり辛く、なんとも寂しい感じもします。当たり前ですがマスクをしなくても良い世の中に早く戻ると良いですね。

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