マジック用のハンカチ

マジックの小道具としてよく使われるハンカチについてです。マジックに適したハンカチはどんなものなのか、徹底的に解説しますので、ステージ派もクロースアップ派も必読の内容です!

ハンカチはマジックで補助的に使うことはもちろん、ハンカチ1枚だけでできるマジックもたくさんあります。私の教室でもときどきハンカチを扱いますが、そのときはハンカチの種類を結構細かく指定して持ってきてもらいます。それはやはり使いやすいハンカチと使いにくいハンカチがあるからです。

1.「シルク」とハンカチは別

良くステージマジックに使われる道具として「シルク」と呼ばれる薄いスカーフがありますが、シルクはハンカチではありません。シルクはシルクで美しく、私もシルクマジックは大好きですが、見るからに汗を吸い取ってくれなさそうで、普通のハンカチだとするのは無理があります。

今回話題とするのはあくまで普通のハンカチです。

2.素材は綿100パーセント

ときどき、ポリエステルなどの化学繊維でできたスカーフをハンカチ代わりに持ってきてしまう方がいますが、そのようなスカーフは柔らかすぎて折りたたんだ状態を維持できなかったりして用途によっては使いにくいです。やはりスカーフとハンカチは別物です。

また、ユニクロで売っている「ファインクロスハンカチ」という商品は、ハンカチはハンカチでも綿と化学繊維の混合です。悪くはないのですが、できれば綿100パーセントが望ましいです。

3.生地はブロード織り

使いにくいハンカチの代表格がタオルハンカチで、厚すぎることと小さすぎることで、やはりハンカチとは別物です。ガーゼハンカチも通常のハンカチとは質感が違うので避けた方が良いです。

また、いくら綿100パーセントであってもランチョンマットは硬くてごわごわしているのでやはり向きません。通常のハンカチはブロード織りとよばれる薄くて目の細かい織り方が使われています。ワイシャツの生地のようなイメージです。

4.サイズは45cm×45cm

100円ショップなどにも良く売っているバンダナも悪くはないのですが、少しサイズが大きいです。通常のハンカチは実はほとんどサイズが統一されていて、子供用を除けば大抵のものが45cm四方です。

ポケットチーフはお洒落で綺麗ですが、大抵の場合小さいので普通のハンカチにしましょう。

5.端は縫製処理

もし、どうしても納得いくものがなかったとしても、手芸屋さんでブロード生地を買ってきて45cm角に切るだけではダメです。使っているうちにどんどんほつれて糸が出てきて、引っかかったりしますし、何より見た目も悪いです。

オリジナルでハンカチを作るなら完成サイズより少し大きめに切り出して、アイロンで端を折ってから縫製し、ほつれ止めをしなくてはいけませんが、慣れた人でないと縁が太くなってしまったりして綺麗に作るのは難しいので、まずは既製品を買った方が早いと思います。

6.色・柄は?

色は白無地がもっともフォーマルでマジックらしいですが、シワや汚れが目立ちやすいのと、透けやすいのとで、あまり万能ではありません。色柄は各自のキャラクターにもよるので一概には言えませんが、例えば濃い色味のチェック柄などは透けにくく、使いやすいと思います。

ブランド物は年齢にもよりますが、その人に合っていれば高級感もあって良いと思いますが、値段が高いからといって、おっかなびっくり扱うことになっては逆効果です。

7.マジックショップのハンカチは?

マジックショップにもシルクとは別にハンカチを売っている場合があります。ただ、どう見ても一般的なハンカチとは違います。あくまでショーアップするためのクロス(布)と考え、例えばステージやクロースアップショーで使うなら良いですが、普通のハンカチとして見せたいなら不自然だと思います。

8.手入れ

あくまで普通のハンカチですから、普通に洗濯し、できればアイロンもかければ十分だと思います。当たり前ですが、マジックに使う予定のハンカチは手を拭いたり汗を拭いたりせず、清潔な状態にしておきましょう。

まとめ

ずいぶんたくさんの条件があるようですが、基本的には「普通のハンカチ」ということです。でも「普通」が一番難しいともいえますので、今回かなり詳しく書いてみました。洋服を扱っている店などに行けば1000円以内で十分な品質のハンカチが見つかると思いますので、今後のハンカチ選びの参考になればと思います。

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