頭が良い人、手先が器用な人の共通点

長年マジック教室をしていると、「この人は頭が良いな」「器用だな」という人に出会うことがあります。そんな方には学ぶ点が多く、参考にすることで自分自身も頭が良く、器用になれるのではないかと思います。

生まれつき記憶力が良いとか、理解力のある方もいますが、私がそれ以上に大きいと思うのが、物事の捉え方、考え方です。

まず大切なのは、頭が良い人は自分のことを頭が良いと思っています。それも自信過剰ではなく、冷静に評価しています。すると、わからないことや困難なことに出会ったとき、「これは誰にとっても難しいことで、誰でも苦労するに違いない。だからある程度努力しなくては乗り越えられないのだ」と思って、実際に努力して乗り越えてしまいます。その結果、頭の良い人はますます頭が良くなります。

しかし、自分の頭に自信がないと、「わからないのは自分の頭が悪いからだ、覚えられないのは記憶力が悪いからだ」と思ってしまって、あきらめてしまいます。結果、頭を鍛えるチャンスを失ってしまいます。

同様に、器用な人は自分が人並み以上に器用だと知っているので、自分にできないことは誰でも最初はできないのだと思って、練習によってできるようにしてしまいます。これまた自分が不器用だと思い込んでいると、最初からあきらめてしまいます。

実際、私から見て、さほど器用さや記憶力に違いのない人に思えても、その発想が前向きかどうかによって大きく結果が変わってしまうことがあります。いとも簡単にマジックを覚えているように見える人に限って、何度も繰り返し復習していたりします。

だから私はまず、「自分はそこそこ頭が良いのだ、そこそこ器用なのだ」と認めることからスタートすればよいのではないかと思います。実際、人間は他の動物と比べて、非常に頭が良くて手先が器用な生き物です。

難しいことに出会っても、「これは誰にとっても難しい。だからこそ、それがができるようになれば、その分、周りに差がつけられる」と考えるのが大切です。

もちろん、様々な価値観がありますから、皆が皆マジックを一生懸命やる必要はありません。マジックでなくても構いませんので、自分が一生懸命やりたいことは、こんな風にチャレンジしていけたらと思います。

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