無印良品のリュックをカスタマイズ!

今回は久しぶりに手芸、クラフト系の記事です。無印良品のリュックをDIYでより使いやすくしましたので、持っている方や、普段リュックを使っている方の参考になれば幸いです。

無印のリュックとは

無印良品で長年ベストセラーになっている「肩の負担を軽くする撥水リュックサック」という商品があります。私が買ったときは2990円でしたが、最近値上げして3990円になってしまいました。それでも非常に良いリュックだと思います。

とにかくこのリュックは人気がありすぎて街中でもよく見かけます。どうしても人とかぶりたくないという方には向いていませんが、そうでなければ非常に便利でおすすめのリュックです。

黒を選ぶ理由

色は黒、紺、グレーなどがありますが、私は黒を愛用しています。それは私にとってリュックは「黒子」という位置づけにしたいからです。

ステージにおいて黒幕は「黒」を表現したいのではなく、何も表現しない、しいて言えば透明、空気のような存在です。また、照明や音響機材なども黒であることが多いです。これもあくまで機材は脇役で、目立たせたくないという理由です。

そんなわけで私は黒でしかもロゴも何もないリュックを選んでいますが、よりナチュラルに服となじませたい、または夏に黒は重苦しいと思えばグレーや紺を選んでも良いと思います。

基本的には満足できるリュックなのですが、それでも長年使っていると改善したい点があったので、いくつかカスタマイズしました。

カスタム1 マジックテープの除去

このリュックはノートパソコンを持ち運べる仕様になっていて、ノートパソコンをマジックテープで固定するようになっています。しかし、このマジックテープが曲者で、特にマジックテープのオス(ざらざらしている方)がセーターやマフラー、ロープやシルクなどの繊細な素材を痛めてしまうことがあるため、マジックテープがついているストラップごと完全に切り落としました。メス(ふわふわしている方)は特に問題がないためそのままです。

この部分にノートPC固定用のストラップがありましたが、根こそぎ切り落としています

私はノートパソコンを持ち運ぶことは非常にまれで、また、万が一持ち運ぶとしてもマジックテープなしで大丈夫かな、と思っています。

カスタム2 ジッパーの持ち手の交換

この商品はジッパーの開閉がスムーズにできるよう、ジッパーの持ち手に小さな帯が縫い付けられています。この帯はおそらくナイロンか何かでできており、非常に丈夫な反面、端の処理が甘く、角がかなり鋭くなってしまっています。触ると痛いくらいで、当然肌を傷付けますし、セーターやマフラー、シルクなども傷めます。

触ると痛い持ち手から、優しい持ち手へ

そこで既存の持ち手は全て取ってしまい、代わりにスウェード調の紐を結んで取り付けました。これなら何も傷めることはありません。

カスタム3 ストラップの調節

これは無印に限らず、ほとんどのリュックがそうだと思うのですが、肩紐のストラップの長さを調節できるように、かなり長めに作られています。しかし、リュックを手から提げて持ったとき、この余ったストラップを地面に引きずってしまいます。そこで余分な長さを切り、もう一度三つ折りにしてミシンで縫いました。

ストラップの余りがかなり短くなっています

私の場合は長年使って、これ以上肩紐を長くすることはないと思ったため、結構ギリギリで切りましたが、買ったばかりのリュックはまだ調整の可能性があるため、切るとしてもある程度余裕をもたせた方が良いと思います。

おわりに

以上3つのカスタマイズを行いました。どれも見た目にはほとんど変わらず、ごく普通のリュックに見えますが、自分としてはかなり使いやすく、愛着もわきました。皆さんもお持ちのリュックや鞄に不満があったら、ご自身のクラフト能力に応じていろいろとカスタマイズすると面白いですし、より気に入ると思いますので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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