ロープマジックの長所とマジック用ロープの選び方

何を隠そう私はロープマジックが大好きです。演じるのも練習するのも指導するのもロープはとても良い題材です。クロースアップのキングがトランプならステージ&パーラーのキングはロープではないかと思います。そんな私がロープマジックの長所とマジック用ロープの選び方を教えます。

ロープマジックの長所

初期投資が安い

トランプ一組で始められるカードマジックと同様、初期投資が安いので始めやすいのが大きな長所です。後ほどおすすめのロープのAmazonリンクもご紹介します。

クロースアップからステージまで

カードマジックも工夫次第でそれなりの人数に見せることはできますが、ステージでカードを演じるにはそもそもかなりの実力が要ります。通常のマジシャンであればロープの方が見せやすく、良い反応が得られると思います。

かといって他のステージマジックと違い、ロープマジックは近距離での観賞にも堪える作品が多いので、クロースアップでも演じられます。

また、いわゆるサロン、パーラーなどといわれる中規模のマジックショーの場合、最前列のお客様は手が届くほど近く、両サイドはほぼ真横から見られ、最後列は何メートルも離れていたりします。ロープマジックは角度に強く、近距離でも遠距離でも見せられるため、このような環境に耐えられる本当に数少ないマジックジャンルだと思います。

道具が怪しくない

マジック専用につくられた箱や袋などは、レトロな趣があって私は嫌いではありませんが、どうしても道具が怪しまれるというマイナスがあります。その点、ただのロープであれば怪しさがありませんし、仮に怪しいという人がいたら調べてもらえばよいのです。

プロマジシャンがロープマジックを演じた後、使ったロープを客席に放り投げてプレゼントして終わる、という粋な演出を、私は何度も見たことがあります。これができるのもロープの単価が安く、調べられても構わない素材だからというのが大きいです(さすがに1個数千円の道具や、仕掛けのある道具を客席に放るわけにはいきません)。

おすすめのマジック用ロープ

私のおすすめはこのロープ一択です。太さはφ約9~10mmを選択してください。

まず、色は白が最も太くはっきり見えるのでおすすめです。白は汚れやすいと心配する方もいますが、実は白いロープの方が長持ちします。それは同じスピンドル紐でも素材が違うからで、赤や黄色などのカラーロープはほとんどがアクリル製のため、非常に毛玉ができやすく、寿命が短いです。かなり頻繁にロープを交換しなくてはいけません。その点、このロープはレーヨン製のため、毛玉ができにくく、長く使えます(ただし、同じ白ロープでもアクリル製もまれにありますので、ご自分で購入される場合はご注意ください)。また、汚れが目立つといっても真っ白なテーブルクロスなどと違い、荒い織模様があるのでそこまで汚れやすいわけではありません。

長さは30メートルですがびっくりしないでください。多くのロープマジックは1.5~3メートルくらいの長さで、作品ごとに適切な長さに切って使うと考えると、3作品×5回分程度です。練習も含めたら使いきれない量ではないと思いますし、使用期限などもありませんから何年も保存できます。値段的にも、バイスクルの定価が770円と考えたら、約3デック分なので、決して高くはないと思います。

おすすめのロープマジック教材

現状、日本語で手に入れやすい本が3冊しかありません。しかも、どれもかなり専門的で難しく、誰にでもおすすめできる本ではありません。

というわけで、これは予告となりますが、今後私のnoteでローマジックの入門的な内容を書いていきたいと思っています。投稿した際にはまたこちらのブログでも報告いたします。

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