マジックショップMAJIONにお邪魔してきました

先日、マジシャンで日本を代表するクリエイターでもある野島伸幸さんが経営するマジックショップMAJIONにお邪魔してきました。同ショップは通販がメインのため、オンラインショップを覗いたことはあっても実店舗に行ったことがある方は少ないのではないでしょうか?そんな謎に包まれた(?)ショップの全貌をリポートします。

野島さんはお互いに高校生くらいの頃からの知り合いで、数年前にMAJIONをオープンさせましたが、店舗に行くのは今回が初めてです。店舗といっても自宅兼事務所兼ショップという感じです。

ラインでアポを取った後、現地に向かいましたが、つまりは野島さんの自宅、アパートの一室です。行ってみると看板も何もなく、表札にうっすらと手書きで「野島」とあるだけです。初めての方はちょっと注意が必要かもしれません。

普通にチャイムを鳴らし、通してもらいましたが、店内はもちろん靴を脱いで上がります。以前、ここがマジックショップになる前にもお邪魔したことがありますが、今は大きな棚がいくつか置かれ、かなり整理整頓された印象になりました。ただし商品棚のすぐ隣に洗濯物(下着を含む)が干してあるという、アットホームすぎるショップです。

野島さんの飾らない性格は昔から変わらず、彼に比べれば私はなんて見栄っ張りで神経質な人間なんだろうと思います。

事務所にはパソコンが2台、大きなモニターが4台あり、まるでデイトレーダーのようです。事務所の机にはタロットカードが置いてあったので、私はてっきりタロットを使ったメンタルマジックでも研究しているのかと思ったら、本当にタロット占いを勉強しているそうです。

折角だからと私も占ってもらうことになりました。といっても野島さんもまだ初心者らしく、小さな紙の説明書を見ながらです。私は今まで占い自体ほとんど知りませんでしたが、タロット占いはシャッフルされたカードから10枚を使って占うようです。その10枚にそれぞれ「現在」「過去」「未来」「表層心理」「深層心理」など様々な意味をもたせて、カードを解釈していきます。

私はタロット占いの手順からタロット占いの何たるかを考えました。タロット占いは所詮カードがランダムに現れるだけで、当たるも外れるもありません。おそらく大切なのは、複雑で曖昧模糊とした悩みを様々な角度から分析し、ランダムなカードがもつ意外なキーワードを当てはめることで、問題を新しい視点で解決しようとする過程なのではないかと思います。

しかし、他人を占うには相応の慣れや経験が必要で、才能のある人が数をこなせば、かなり真実味のあるアドバイスになるのだと思います。マジックと占いは相反するジャンルのようで意外とシナジーもあり、マジシャンは比較的占い師にも向いているのではないかとも思いました。

ちなみに私の占いの結果は・・・何とも言えずよくわかりませんでした。占い師・野島伸幸の今後の発展を祈ります。

事務所の本棚には大量のマジック関係の書籍が並んでいましたが、異質な本もありました。

中身を見せていただくと人体の骨や筋肉のイラストが大量に載っています。この本の著者はイラストレーターですが、完璧なイラストを描くために解剖学を学んだそうで、まさに現代のレオナルド・ダビンチです。

ここで野島さんから面白いアドバイスをいただきました。「マジックをするときは袖をまくらない方が良い」とのことです。もちろん、袖に何か隠せるから、とか陳腐な理由ではありません。袖をまくって前腕が見えている状態だと、あらゆるシークレットムーブが筋肉に表れてしまうからだそうです。

ちなみにこの本の著者による動画がこちらです。たった4分間の芸術、マジックには関係ありませんが、マジシャンが見ても損はない映像ですので、まだ見たことがない方は是非ご覧ください。

他にも私が製作したマジック道具を見てもらったり、野島さんの新作のアイディアを見せてもらったりしました。ちょっと長居してしまいましたが、皆さんもお近く(東京都清瀬市)の方は店舗へ、遠方の方はオンラインショップを覗いてみてはいかがでしょうか?

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