予言の書き方、作り方

予言のマジックは元々メンタルマジックに分類されますが、予言のマジックにも様々な雰囲気のものがあるので、メンタリストやメンタルマジシャンでなくとも演じる人は多いと思います。今後、予言マジックを演じる人はもちろん、様々な小道具に応用できる考え方だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

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マジシャンは何故シルクハットと燕尾服のイメージがあるのか?~未来のマジシャンの衣装を考える

前回の記事で、マジックウォンドはマジシャンが着る燕尾服やタキシードなどの正装に合わせたデザインになっているのではないかという考えを書きました。そして今回はなぜマジシャンにシルクハットや燕尾服のイメージがあるのか考えるとともに、未来のマジシャンの衣装について考えます。

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マジックウォンドのデザインの理由

マジシャンのイラストなどでもよく登場し、マジシャンの象徴的なアイテムであるマジックウォンドですが、典型的なのは中央が黒で両端が白いデザインです。でもこんな棒はマジック以外で見たことがありません。なぜこんなデザインなのか考えてみたいと思います。

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マジックの芸術性

皆さん最近はいかがお過ごしでしょうか?まだまだコロナが猛威を振るっていて、正直言って趣味でマジックをやっている方の中にはマジックを披露できる場所やタイミングが減って、モチベーションが落ちている方もいると思います。

あらゆる非常事態において、マジックを含む芸能や芸術は優先順位が低くなります。それでも芸能芸術は存在意義があると思っています。しかもそれが一時の気晴らしや気分転換というだけでなく、例えばマジックを学んで、練習したり、工夫を凝らしたりすること自体が高度に文化的なことで、マジックをやらなかったら考えもしなかったようなことを考えるきっかけにもなります。

私は高校生の頃、美術部だったこともあり、芸術とは何だろうか、ということを10代の頃からよく考えていました。それをマジックにも置き換えて長年考えてきたことの一端を少しだけ紹介します。前置きが長くなりましたが、マジックを演じるときのセリフや演出面にも役立つ内容にしたいと思っていますので、読んでいただけたら幸いです。

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ルーティーン(手順)の作り方、考え方(初心者向け)

マジックを始めて、少しずつ演目が増えていくと、今度は少しまとまった時間でマジックを見せるにはどうしたら良いだろうかと考えるようになります。しかし、初心者がいきなり、作品が有機的につながった起承転結のある30分のショーをつくろうとしても無理がありますし、今回はそこまでベテランでない方が10分のショーを構成する方法を考えてみたいと思います。

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